納骨式は火葬後に遺骨を自宅に安置した後にお墓に納めるときに行う式のことで、通常忌明けの四十九日法要のときに合わせて行います。新しくお墓を建てた場合には開眼法要に合わせて行うことが多く、他にも一周忌などの節目に行うこと場合もあります。法事と法要は親戚が集合して一度に済ませた方がよいため法事に合わせて行うことが多いですが、別に行う場合もあります。納骨式を行う場合にはお寺や霊園などに依頼し日程を決めていき、戒名彫刻の依頼を行います。
近年核家族が進み、お墓も一軒に一つという時期もあり多くの人が購入していました。しかし、その後少子化が進み、お墓はあるけれども墓守をする子孫がいないという家庭も少なくありません。また墓守をしている人の高齢化も深刻な問題です。都営の墓地などは郊外にあったりします。若い内はいいのですが、年齢を重ねる事にお彼岸等にお墓参りするのが難しくなっている家庭もあります。中には近場の墓地に移転を希望している家庭もあります。
仏壇は小さなお寺だと言われています。菩提寺が遠いところにあったり、近くてもなかなかお参りに行くことができない場合も多いかもしれません。人が亡くなると、月日の経過とともに四十九日、一周忌、三回忌などと法要が行われます。また、故人の命日やお彼岸などにはお参りに行っても、普段はなかなか都合がつかないという人も多いでしょう。そんな場合でもお墓参りとおなじようにお参りして、供養をすることができます。しかも朝晩、そして何か話したい、報告があるといったときにはいつでもお参りすることができます。
テレビコマーシャルを見ていると、霊園や納骨堂を運営する会社の宣伝が増えていることに気付くはずです。身近な方が亡くなってしまうと、葬儀・告別式の準備をしなければなりません。それだけでも大変なのに、その後はお墓や納骨の準備をする必要があります。費用は高額になりますし、死ぬことすらままならないのが現実ではないでしょうか。特に地方においては、若者が都会に出てしまい後継者がいない家庭も増えているようです。納骨堂の需要は高まっていて、新たなビジネスモデルになっているようです。
お墓はとても高価な買い物だと言われており、永大使用料や墓石代金や工事費、管理料がかかるので良く考えて失敗しないように選ぶ事が必用です。失敗しない為にはどのような事が大切であるのかを考え、生前からしっかりと考えて情報収集して知識を持つ事が必用です。現在は樹木葬や自然葬など新しいタイプのものがあり、自分の価値やライフスタイル、その後残される親族の事を考えてベストな選択をする事が大切です。まず考えておきたい事として継承者の問題であり、寺院墓地や霊園で墓石を建てる場合には永代使用料を支払って永代使用権を取得する事になります。
年齢が高くなってきたので、近いうちにお墓を購入することを考えている人がいましたら、メインの墓石だけでなく敷石のこともしっかりと考慮した方が良いです。何故ならきちんとしたものを設置しないと、全体の見た目が悪くなってしまうからです。実際に敷地内に置くにあたってはプロの業者の人にお願いするのが一般的ですが、墓石を取り扱っているところに話をしてみれば、すぐにどのようなものがあるか見せてくれます。メインの墓石と違い種類がかなり少ないとイメージしてしまいがちですが、実際には決してそのようなことはないです。
ザ・お墓diary Copyright(C)www.ohakadiary.com All Rights Reserved.